臨床研究についてのおしらせ:当院にてセレン補充療法を受けられた患者さんへ
2025年10月17日
令和7 年10 月17 日
医療法人北武会 美しが丘病院
院長 小原雅人
美しが丘病院にてセレン補充療法を受けられた患者さんへ
当院では、以下の臨床研究を実施しております。本研究は、大球性貧血の原因の一
つとして考えられるセレン欠乏の重要性を検証するものです。
本研究は「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針(令和3 年文部
科学省・厚生労働省・経済産業省告示第1 号、令和5 年3 月27 日一部改正)」に
基づき、研究内容を公開する必要があります。
本研究にご自身の診療情報が利用されることを希望されない場合は、下記の連絡先
までお知らせください。
研究課題名
大球性貧血の鑑別診断としてのセレン欠乏:中心静脈栄養患者における後方視的検
討
研究代表機関
医療法人北武会 北都病院
病院長 佐藤 光男
研究代表者
澤田 賢一(医療法人北武会 北都病院 内科)
共同研究機関
医療法人北武会 美しが丘病院
病院長 小原 雅人
研究の目的
中心静脈栄養中に発症した大球性貧血におけるセレンの役割を、血清セレン値と補
充療法の効果から検証し、大球性貧血の鑑別診断におけるセレン欠乏の重要性を明
らかにする。
研究対象者
・美しが丘病院の患者さん:2021 年1 月8 日~2023 年3 月15 日の入院患者さん
のうち、2021 年10 月1 日~11 月30 日の期間に中心静脈栄養中に大球性貧血を認
め、血清セレン値の低下に対してセレン補充療法を受けられた方。
→ この方々の診療情報は、オプトアウトの対象となります。
利用する情報
・基本情報(年齢、性別、基礎疾患名、生存期間)
・セレン補充療法に関連する一般臨床検査値(血算、生化学、微量元素〔セレン・
銅・亜鉛〕、ビタミンB12、葉酸 など)
・追加の検査や新たな情報収集は行いません。
研究実施期間
2025 年11 月頃(情報利用開始)~2027 年3 月31 日
個人情報の取扱い
患者さんの氏名・住所など、個人を特定できる情報は削除した上で匿名化して管理
します。研究成果を学会や学術誌で公表する場合も、個人が特定されることはあり
ません。
オプトアウトについて
本研究において、美しが丘病院の患者さんの診療情報が利用されることを希望され
ない場合は、下記の連絡先までお知らせください。
連絡先・相談窓口
【北都病院(研究代表機関)】
北海道札幌市手稲区手稲山口550 番2
医療法人北武会 北都病院 担当医師 澤田 賢一
TEL:011-683-6667 FAX:011-683-9393
【美しが丘病院(情報提供元・窓口)】
北海道札幌市清田区栄61 番地1
医療法人北武会 美しが丘病院 担当医師 慶松 元興
TEL:011-883-8881 FAX:011-883-1107